漫画
最近ハマってる漫画を載せます。
ファブル
伝説の殺し屋ファブルが、組織のボスから一般社会に溶け込むように命じられる。パートナーの女と普通の生活を送る事になるが様々なトラブルがやってくる。ギャグとシリアスが絶妙。物語は小難しくなく王道ヒーローモノで、ファブルの脱力感が相まって一気読みできる。めちゃくちゃ面白い!
ヴィンランドサガ
中世ヨーロッパが舞台の海賊農耕物語。主人公が父親を殺され復讐に燃える前編と、復讐の目的を失い平和を望む後編。プラネテスの作者だけあって、人間ドラマが凄まじい。やりきれない重いシーンもあるけど、「平和とは」のテーマが哲学的で面白い。あと、悪役(?)のアシェラッドが最高にカッコいい!これを超える漫画、あるのか?左翼的要素があるけど、まぁ漫画だから良し。
突如現れた巨人の襲来に、人類滅亡の危機が訪れる…今更語る事もないけど、今だからこそ推したい。伏線からの回収が凄い。驚きの連続で何回見直したか。作者の頭の中がどうなってるのか気になる。よくあるサバイバル系とは一線を画す漫画。流行り過ぎ、絵が苦手って避けている人はもったいないので絶対読むべき。11巻くらいまで一気読みして欲しい。バッドエンドの結末しか考えられないけど、どう終わるかが気になる。傑作中の傑作!
肉食獣と草食獣が人のように共存する世界。弱肉強食の世界と思いきや、草食獣は法によって守られていて、人権(?)と言うか立場が強い。主人公のオオカミ、レゴシは学校に通い演劇部に所属。ある日、草食獣の食殺事件の犯人として疑われてしまう…。2018年マンガ大賞受賞!1話から追っかけてたので凄く嬉しい。獣人とは言ってもリアルな人間世界(差別、思想、コンプレックス)が綿密に描かれている。絵柄が独特だけど面白い。やはり女性作者なので心情を描くのが秀逸(刃牙の作者の娘との噂が)。
真由の妹から借りた漫画。舞台はアメリカ。ある麻薬を巡りストリートギャングが巨悪に立ち向かうクライムサスペンス漫画。なんと1986年連載開始。そしてなんとなんと少女漫画。ほぼ女性が登場しないのに何故?と思いながら漫画を読み進めてくと理由が判明する。今でこそ流行りのBL、この漫画はあくまでもBL風のべっとりとした友情があって男としてはむず痒い所もしばしば。途中から中だるみもあるけど、男性作家顔負けの硬派なハードボイルドっぷりで、まぁ読める。画力、展開、リアリティもそこまでなんだけど、なんだろう、主人公の魅力や繊細な描写が補って結構好き。しかも海街diaryの作者。
どんな敵も一撃で倒すチート主人公サイタマが繰り広げる爽快バトル漫画。やれやれ系主人公なのに全く不快感がないのが凄い。展開としては単純だし、主人公がいないシーンのが楽しいのが笑える。味方の苦戦はサイタマ活躍の布石。会話の掛け合いも結構センスあって好き。村田先生作画あってなんぼって言われてるけど、原作も味があって面白い。結構アメコミ界でも注目されてるみたいだね。
続いて何となく…週刊少年ジャンプでの縛り。
冨樫作品(てんで性悪キューピッド除く)
幽☆遊☆白書、レベルE、HUNTER×HUNTER。冨樫信者なので、どんな展開であっても流石と思ってしまい、客観的にみれない。ストーリーやテーマはあんまりないのに、設定、キャラ、戦闘シーンで魅せてくれる厨二にはたまらない漫画。漫画の中で1番好き。
そう言えば、アメトークのハンター芸人は大失敗だったね!!!リスペクトしすぎてつまらなくなるアメトークの1番嫌いな展開。ノヴ、ウェルフィンのハゲコンボ、ヒソカのおっ勃つシーンとか全力でイジれよ!!!冨樫はイジってなんぼだろ!
週刊とは思えないくらい設定が練られた遅効性SF漫画。主人公がずっと弱いんだけど、弱い事を理解して、頭使って戦う。キングダムのような派手さは無いけど、集団戦がめちゃんこ上手い。やけにリアリティがあったり、名ゼリフ多かったり、作者の頭の良さが分かる。これも絵柄で避けてる人は勿体ないので一気読みして欲しい。作者が首の難病を患わしてるので休載中。回復祈ります。
今1番好きかも。小5からジャンプを買い始めたので、1話で売れるか売れないかは分かるようになった。鬼滅は1話から素晴らしい!
舞台は、大正日本。炭を売る心優しき少年・炭治郎の日常は、家族を鬼に皆殺しにされたことで一変した。 唯一生き残ったが凶暴な鬼に変異した妹・禰豆子を元に戻す為、また家族を殺した鬼を討つ為、2人は旅立つ。鬼才が贈る、血風剣戟冒険譚!
鬼を倒す、と言ったどこにでもあるストーリー。だけど掛け合いがめちゃくちゃ独特。作者のセンスや文才でもってるような漫画。まっすぐな主人公ってあんまり好きじゃないけど、炭治郎は凄く好き。
なんかこう…儚げな感じもいい。戦闘描写より煽り合いのが面白いって言う。
呪術廻戦
呪い。
辛酸・後悔・恥辱...。人間の負の感情から生まれる禍々しきその力は、人を死へと導く。ある強力な「呪物」の封印が解かれたことで、
高校生の虎杖は、呪いを廻る戦いの世界へと入っていく...!
まだ始まったばかりだけどもハンターハンター好きなら多分好き。ジャンプの看板漫画になる、はず。大分先の事まで考えられて書いてる感じがするので、今後が楽しみ。
他にもわんさか好きな漫画があるんだけど、今回はこれだけ。
説明見て貰えば分かるかもしれないけど、会話での掛け合いが凄く好き。本筋に関係ないシーンってキャラの魅力が1番出る気がするんだよね。
何となく作者の頭が良いんだろうなーって思いながら読んでる。
あと。キャラが魅力的であること。
漫画の中で心境の変化や成長が見られたり、ストーリーの予定調和やご都合に合わせずしっかり漫画の中で生きているキャラ。なんならストーリーを邪魔するくらいの。
例えば、進撃のエルヴィンとかそうだよね。
あと冨樫が言ってたやつ。
「ヒソカは、マチを殺したがっていましたが、僕が止めました。」
この発言すごく好き(笑)!
ヒソカは勝手に動き出すらしい。
そう、悪役も単なる悪役じゃなく、悪の中でもドラマや正義やカリスマ性があり、感情移入できるもの(またはまったくできないもの)。
ストーリーは後付けはあっても不自然さが感じられなければいい。だから週刊より月刊派。月刊のがじっくり考え込まれてるだろうし、展開のスピードも丁度いい。
週刊で原作抜きでやってて面白いなんて天才だ。
冨樫。お前は年刊か…?
とりあえず、ここまで。
偉そうに評論なんてしてみました。
漫画が大好きなんです。
また第2回もあるかもしれないので、楽しみにしてて下さい。